地域に非常に特徴的な鶯谷公園というのがあります。
こちらの公園は、鶯谷駅南口のすぐそば、駅のホームからも見え、一日中陽が当たり電車の行き交う様も楽しく本来申し分無い公園なのですが、昭和46年造設のトイレは,未だ男女兼用という変わらぬ姿のまま、誰にも遊ばれない古い遊具と柵の無い砂場が残され、遊んでいる子ども達を見かけたことのない公園と化しています。
元々上野鶯谷志保原旅亭と伊香保温泉御料理伊香保楼という明治33年東京下谷近傍図にも載っている東京名物会の名所のひとつでありました。鷗外や露伴なども頻繁に訪れた名亭の跡地であります。
参考資料: 1896年 作品:「東京自慢名物会」 絵師:豊原国周
確かに陽当たりよく、風情も感じ、往時が忍ばれる公園が、地域で敬遠されてしまうのはあまりに忍びなく、少しでも居心地良く誰でも好んで集える公園にできないものかと考え、一つ社会実験動いてみることに!
みんなで公園をきれいにし、ラジオ体操などをし地域の居心地の良い場所へとつなげてみようと実践してみたところ、思いのほか、たくさんの方にご協力いただきました。
清掃道具をお配りして、手分けしてゴミ拾い
みんなで楽しく清掃活動できました♫
清掃活動後はラジオ体操を行い、 集いやすい公園へと変化しました!
(大浦美鈴:ラジオ体操第一の実演中)
当たり前のように存在している公園。これまで利用価値について特に問わずにいましたが、実際鶯谷公園で実証されたのは意識を持って手をかければ居場所としての価値も十分にあるという事実でした。
温かいコーヒーを飲みながら交流会も行いました
あらためて公園の持つ資源としての価値に気付かされた次第です。
この経過を踏まえ、2/15の本会議一般質問で議場にて発言します(続きは次回に)
※今後も毎月,第二土曜日に清掃+ラジオ体操続けて行きます!(体操も一級指導士の私が丁寧にお教えします)
2/10(土)10:00 鶯谷公園(台東区根岸1-3-17)集合 お待ちしています♪
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